子宮の叡智と、
わたしを信じるということ
わたしたちの心と體は、
いつも“二つの力”のあいだで
揺れ動いています。
昼と夜、陽と陰、始まりと終わり
それらの対極があるからこそ、
世界は成り立ち、
生命はその呼吸のような循環の中で
息づいています。
けれど、どちらか一方に傾きすぎると、
心も體も、ほんの少しずつ
バランスを失っていきます。
頑張りすぎたり、他人に委ねすぎたり、
誰かの期待に応えようとするあまりに、
自分という中心が揺らいでしまう。
そんなときこそ、思い出したいのが
「中庸(ちゅうよう)」という在り方です。
🌿 中庸とは、静けさの中にある強さ
中庸とは、どちらにも偏らず、
物事の中心に調和を見いだす智慧。
それは、受け身でも妥協でもなく、
静けさの中で、
誠実に“わたしの声”を聴く勇気です。
わたしたちは時に、思考を止めることが
「安定」だと勘違いします。
けれど本当の安定とは、
思考を止めることではなく、
自分のために考え、感じ、選択すること。
考えることをやめると、
他人の基準で生きてしまう。
でも、自分の思考に正直であるとき、
わたしたちは初めて“自分を信じる”
という感覚に触れます。
🌱自己信頼は、「考える力」から生まれる
自己信頼とは、努力や成果で得るものではなく、
「問い、選び、責任を引き受ける勇気」
から育つ力です。
“思考すること”は、自己信頼を育てる行為。
「なぜ?」と問う瞬間に、わたしたちは
他人の声ではなく、
自分の叡智と対話を始めています。
考える → 選ぶ → 責任を持つ → 信じる。
このしなやかな循環が、中庸の実践であり、
魂の安定を育てるリズムでもあります。
🌕 月経サイクルが教えてくれる
中庸のリズム
女性の體には、自然界と同じように
「四季」があります。
春のように芽吹く希望、
夏のように満ちる情熱、
秋のように内観する静けさ、
冬のように深く休む受容。
月経という周期は、まさに
「中庸」を生きるリズム。
動と静、内と外、放出と再生
そのバランスの中でこそ、
心と身体は再び調和を取り戻します。
🪷子宮の叡智が伝えたいこと
子宮の叡智とは、
女性の體がもつリズムと感受性を通して、
“わたしという宇宙の中心”
に還るための道しるべです。
それは、外の声に揺れながらも、
最終的には自分の内側の叡智に
立ち返るという姿勢。
頑張りすぎず、委ねすぎず。
思考を止めず、感じすぎず。
その真ん中で生きるとき、
わたしたちは穏やかに、
しかし確かに光り始めます。
🌕 わたしを信じるということ
“自分を信じる”とは、
常に完璧であることではなく、迷いながらも、
自分の内なる声を信じて進むこと。
たとえ不安の中にいても、
内なる季節の移ろいに身を委ね
、静けさの中からまた新しい希望が芽吹く
それが女性の美しさであり、
生命のリズムそのものです。
大切なあなたへ….🕊️
もしあなたが、
「自分を信じるとは何か?」
「心と體(からだ)の声を、どう聴けばいいのか?」
そんな問いを胸に抱いているなら、
どうか焦らずに、
その問いを大切に握りしめていてください。
なぜなら、問いの中にはすでに
“答えの光”が宿っているから。
外の世界に正解を探しにいくよりも、
あなたの内側にある静かな声に
耳を澄ませること。
それこそが、子宮の叡智が教える
“ほんとうの學び”の始まりです。
この講座では、
月経サイクルと女性の内なる四季を通して、
自己信頼(Self-Trust) と
自己調和(Inner Harmony)を取り戻すための
実践的な學びをお伝えしています。
知識を詰め込むのではなく、
感じることを思い出す時間。
それは、思考よりも深いところで
「わたしという生命」を
再び信じるためのリチュアルです。
あなたという生命のリズムが、
再びやさしく整い、
自分を抱きしめるような静けさの中で
“わたし”という存在を誇りに思えますように。
「今のわたしが一番安心して呼吸できる瞬間は、
どんなときだろう?」
その答えが、あなたの内なる信頼の根を
照らしてくれるはずです。